再生リスト『日中バイリンガル詩吟』全曲を新作品から下のリスト順で視聴できます。

日中バイリンガル詩吟シリーズ

中日雙語吟誦系列

 中国語吟誦に伴奏をつけ、ほぼその旋律に沿った日本語訓読や日本語漢字音での歌も加えてYoutube等に発表しています。このサイトは、そのまとめサイトです。SiteInfoでは、元となった中国語吟誦と比較した説明も行っていますので、ご視聴ください。

  在中文吟誦上加上伴奏,還加上了幾乎按照那個旋律的日語譯文和日語漢字音的吟誦,在Youtube等上發表。 這個網站試著作為那個總結網站製作了。在SiteInfo中,也進行了與原來的中文吟誦比較的說明,請收看。

 上の動画欄には、私のYoutubeチャンネルの中の『日中バイリンガル詩吟』という再生リストに分類した全ての吟誦が下のリスト順に再生されます。個々の作品を、下のリストか上のメニューから選んでいただくこともできます。

  在上面的視頻中,我的Youtube頻道中的“中日雙語吟誦”這一播放清單中分類的所有吟誦都會按照下面的清單順序播放。也可以從下麵的清單或上面的選單中選擇各個作品。

㉖【修正入声音再録音版】『登鸛鵲楼』(王之渙)ハードロック調
㉕『登鸛鵲楼』王之渙(㉖に新録音あり)
㉔『迢迢牽牛星』古詩十九首
㉓『回鄕偶書』賀知章
㉒(番外編)『般若心経』
㉑『遊園不値』葉紹翁
⑳『柏樹關』自作
⑲『永平寺川』自作
⑱『題西林壁』蘇軾
⑰『春望』杜甫 五線譜追加版
⑯『早発白帝城』李白 五線譜追加版
⑮『出塞』王昌齢
⑭『客至』杜甫
⑬『清明』杜牧
⑫『小池』楊万里
⑪『偶成』朱熹
⑩『絶句四首 其三』杜甫
⑨『早発白帝城』李白 (⑯に新録音あり)
⑧’『春暁』孟浩然 日本語漢字音追加版
⑧『春暁』孟浩然 初版(⑧’に新録音あり) https://youtu.be/DR929bhPnwA (Youtubeに移ります。) 
⑦『楓橋夜泊』張継
⑥『陽関三畳』王維
⑤『春望』杜甫(⑰に新録音あり) https://youtu.be/jbagwCgA-ic (Youtubeに移ります。)
④『静夜思』李白
③『贈汪倫』李白
②『垓下歌』項羽
①『黄鶴楼送孟浩然之広陵』李白
C番外編C 垓下歌 項羽 訓読 中国語朗読 中国語吟唱 京劇「覇王別姫」版 映画「項羽と劉邦」版
B番外編B 静夜思 李白 訓読 中国語朗読 中国語吟唱 龚琳娜版
A番外編A 春望 杜甫 訓読 中国語朗読 中国語吟唱(卞民岩版)

これまでの取組

至今為止的工作內容

    上のリストの逆順に、これまでの取組を振り返ります。

  按照上面作品一覽的相反順序,回顧至今為止的工作。

A(1981~)
 大学生時代に、中国語学習者として卞民岩先生の本格的な中国語吟誦(伝承吟誦)に接することができましたが、その後は遭遇することはありませんでした。国語科の漢詩の授業でも、NHKの『漢詩紀行』等にならって中国語音で朗読することはありましたが、吟誦できたのは、この『春望』だけでした。

A(1981~)
  在大學生時代,作為漢語學習者,我接觸到了卞民岩老師真正的漢語吟誦(傳承吟誦),但之後就沒有遇到過。 在語文科的漢詩課上,也有模仿NHK《漢詩紀行》等用中文音朗誦,但能吟誦的只有這首《春望》。

BC①②⑥(1995~)
 インターネットの発展で、中国のサイトで吟誦を探していましたが、小学生などが漢詩を覚えるために無理矢理作られたメロディーに載せられているだけという感じのものばかりでした。かなり時間を経て、音楽的にも質の高い、④の声楽家の龔琳娜と彼女の夫のドイツ人音楽家のRobert Zollitsch(老鑼)の作品などを聞くことができるようになってきました。①から、2か国語詩吟として、中国の吟誦旋律に、訓読漢文(書き下し文)を載せて吟誦するようになり、2か国語詩吟バイリンガル吟誦などと呼んできました。また、旋律にあった伴奏をつけるようにしてきました。

BC①②⑥(1995~)
  由於網絡的發展,我在中國的網站上尋找吟誦,但都是小學生等為了記住詩而勉强製作的旋律。 經過相當長的時間,在音樂上也能聽到高品質的聲樂家龔琳娜和她的丈夫德國音樂家Robert Zollitsch(老鑼)的作品等。 從①開始,作為2國語言詩歌吟誦,在中國的吟誦旋律中,登載日語譯文進行吟誦,被稱為中日雙語吟誦等。 另外,我還做了符合旋律的伴奏。


 採譜できる伝承吟誦に出会うことができました。現在でも、伝承者が高齢であったり、無伴奏で吟じているものは音程がとれずに採譜が困難であったりするものが多いのが現状です。③については、華鋒という伝承者の吟誦を徐一楊という11歳のお嬢さんが吟じてくれていて、採譜が容易でした。


       我遇到了可以采譜的傳承吟誦。 現在,傳承人年紀大了,無伴奏吟誦的錄音音程不好,有很多難以譜寫的吟誦,這是現狀。 關於③,一位叫徐一楊的11歲女孩子在吟誦華鋒的傳承吟誦調,很容易採譜。


 吟誦教育に取り組んでいる小学校特級教師の陳琴老師や中華吟誦の採集、整理、研究を行っている首都師範大学の徐健順教授などの実践を知ることができるようになり、依字行腔(その字の声調にそった旋律で吟じる)や平長、仄短、入声促、韻字拖音によって、平仄などの漢詩の音韻規則にも迫ることができてきました。動画では一字毎に平仄の違いを色で示すようになりました。


      通過依字行腔平長仄短促入韻字拖音,讓我們瞭解到致力於吟誦教育的小學特級教師陳琴老師、從事中華吟誦採集、整理、研究的首都師範大學徐健順教授等的實踐,平仄等漢詩的音韻規則也能逼近。 動畫中每個字都用顏色表示平仄的不同


 北京大学の楊芬さんが福建省福州の陳炳錚さんの吟誦調を琴を弾じながら吟じていらっしゃり、音程や拍子が非常にとりやすい上に、たくさんの作品を発表されていました。最も多く使わせていただいている吟誦伝承者です。⑧’からは、声調に合わせた旋律や平仄に合わせた歌い方の妙味を感じている中で、お経のように日本語の漢字音で吟じることで、中国語を学習していない方にも、私が感じ得たことを感じていただけるのではないかと思い日本語漢字音での吟誦も加えました。


       北京大學的楊芬一邊彈琴一邊吟詠福建省福州的陳炳錚的吟詠調,音程和拍子容易譜寫,而且發表了很多作品。 她是使用最多的吟詠傳承者。 ⑧’,在感受到配合聲調的旋律和平仄的唱法的妙趣的過程中,通過像佛經一樣用日語的漢字音吟誦,即使是沒有學習中文的人,也能感受到我感受到的東西,所以也加入了用日語漢字音的吟誦

⑯~
 中国語吟誦、日本語書き下し文詩吟、日本語漢字音吟誦、中国語吟誦という構成が定着し、動画の字幕の中国語と日本語の漢字音の表示については、平仄を入声や押韻も含めて色で分けて見ていただけるようにしてきました。中国語の声調に合わせた依字行腔についても視覚的に見ていただけるように、五線譜で旋律の上下がわかるようにしました。

⑯~
       漢語吟誦、日語譯文詩吟、日語漢字音吟誦、漢語吟誦的構成已經固定下來,關於動畫字幕的中文和日語漢字音的表示,平仄包括入聲和押韻在內,可以用顏色分開看為了能從視覺上看到與漢語聲調相匹配的依字行腔,用五線譜可以知道旋律的上下

⑲⑳
 自作の七言絶句にもメロディーをつけて、日中2か国語詩吟にしてみました。和製七言絶句ということで、日本語書き下し文からスタートさせました。

⑲⑳
       在自己創作的七言絕句中也加入了旋律,試著吟誦了中日雙語吟誦。 因為是日本人作的七言絕句,所以從日語譯文開始了。


 入声音の発音を修正しました。
 舘野由香理氏や黒沢晶子氏の入声p音についての研究により、入声の理解を深めることができました。
 第8作から、日本語漢字音でも吟誦するようにしてきました。日本語漢字音では、漢字音の2つ目の拍が歴史的仮名遣いで「キ・ク・チ・ツ・フ」のどれかになるか(常用漢字中で365字)によって入声の字が識別できます。つまり、平仄の変化を楽しんだと思われる詩のおもしろさを、日本語漢字音で感じやすいことになります。
 ただ、「キ・ク」の入声k音字(常用漢字で219字)や「チ・ツ」の入声t音字(常用漢字で100字)は、今までもそれなりに歌ってきたと思いますが、「フ」の入声p音字(常用漢字で46字)をどう歌うかがはっきりしていませんでした。入声k音や入声t音では、促音化する規則性が明確なのに対して、入声p音は規則性がないようなのです。
 この第26作の中には、「入」の字が出てきます。入声の発音と同じように明確に促音化して「ニッ」と発音できる例ということです。
 また、日本語漢字音だけでなく、完全に自己流ということになりますが、中国語の発音にも、k、t、p音をつけて歌ってみました。日本語のように拍になることはないためでしょうか、1音の韻尾として違和感を感じませんでした。


  修正了入聲音的發音
  通過對館野由香理氏和黑澤晶子氏的入聲p音的研究,加深了入聲的理解。
  從第8作開始,我就開始吟誦日語漢字音了。 在日語漢字音中,漢字音的第二個拍子是歷史假名用法,可以根據“キ・ク・チ・ツ・フ”中的哪一個(常用漢字中為365字)來識別入聲字。 也就是說,用日語漢字音容易感受到被認為是享受了平仄變化的詩的有趣之處。
  但是,“キ・ク”的入聲k音字(常用漢字219字)和“チ・ツ”的入聲t音字(常用漢字100字),至今為止也唱得容易,但是“フ”的入聲p音字(常用漢字46字)怎麼唱還不清楚。 在入聲k音和入聲t音中,促音化的規則性很明確,而入聲p音卻沒有規則性。
  在這第26作中,出現了“入”字。 和入聲的發音一樣,可以明確地促音化,發音為“ッ”的例子。
  另外,不僅僅是日語漢字音,完全是自己的做法,在中文的發音上也加上k、t、p音進行了吟誦。 大概是因為不像日語那樣複音節吧,作為一個音的韻尾沒有感覺到不協調。