日中バイリンガル詩吟 第13作『清明(杜牧)』

中日雙語吟誦《清明(杜牧)》

 シリーズ13作目となりました。

  成為了系列第13作。

 清明節は春分から15日目で、4月上旬のこの日、中国ではお墓参りが行われる節日です。時季外れの発表となってしまいました。雨が歌われているので、梅雨の季節に発表できればと用意していましたが、汕頭市のKong Audio Software Technology LLC製の「Chinese Orchestra」という音源を購入したので導入に時間を要してしまいました。ただ、日本のお盆の時期ということで関連性はあるかなとも思っています。

  清明節是春分開始的第15天,4月上旬的這一天,是中國掃墓的日子。變成了不合季節的發表。因為演唱了雨,所以準備在梅雨季節發表,但是因為買了汕頭市的“Kong Audio Software Technology LLC”制的“Chinese Orcheestra”的音源,所以引進時間很長。只是,我覺得日本的盂蘭盆節時期是否有關聯。

 そうしたことよりも、私にとっては「杏花村の酒家」が重要です。1993年から1995年に上海で日本語教師を務めていた時の思い出に残るお酒に結びつきます。上海では北方の北京などのような防寒基準が義務づけられていません。冬はマイナス5度程度にはなるので、寒い日の私の習慣としては、アルコール度数の高い白酒をひっかけて、ベッドにもぐり込むしかありませんでした。今回、ネット上でいろいろ探しましたが、その当時私の気に入っていた「汾酒」のスーパーニッカのボトルのようなデザインの画像を見つけることができませんでした。記憶違いかもしれないのですが、高級感があって、その当時の収入でなんとか買うことのできるおいしいお酒だったと思います。ということで、今回の動画は、「汾酒」に関係したものを利用させていただきました。

  比起這些,對我來說“杏花村的酒家”更重要。這和1993年至1995年在上海擔任日語教師時留下的回憶有關。上海沒有像北方的北京那樣規定防寒標準的義務。因為冬天是零下5度左右,所以作為寒冷天氣的我的習慣,只能喝酒精度數高的白酒,鑽進床裡。這次在網上找了很多東西,但是沒能找到當時我喜歡的“汾酒”的超級尼卡的瓶子一樣的設計圖。可能是記錯了,但是有高級感,我覺得這是用當時的收入勉強能買到的很好的酒。因此,這次的視頻利用了與“汾酒”有關的東西。

 吟誦としては、ネット上で複数の同じ旋律を聴くことができました。徐永端先生の吟誦調とのことで、音楽的な人気もあるのでしょう。依字行腔(中国語の声調の動きに沿った旋律で歌う)については、前作までの数作ほど遵守されていません。依字行腔だけでなく、平長(平声は長く)、仄短(仄声は短く)、入声促(入声は詰めて)、韻字拖音(韻字は伸ばして)にできるだけ努めていこうと考えています。また、映像の字幕も平仄を色分けをして見てわかっていただけるようにしています。

  作為吟誦,在網上可以聽到多個相同的旋律。由於徐永端先生的吟誦調,在音樂方面也很受歡迎吧。關於依字行腔(按照中文聲調的動作以旋律演唱),沒有前作之前的幾部作品那麼遵守。不僅僅是依字行腔,平長(平聲長),仄短(仄聲短),入聲促(入聲填塞),韻字拖音(韻字伸長)盡量努力。另外,視頻的字幕也將平仄進行了顏色區分,讓人明白。

 詞:杜牧
 曲:徐永端
 吟:杉本紀幸

  詞:杜牧
  曲:徐永端
  吟:杉本紀幸