『適塾の諸友と桜社に遊ぶ 其の二』橋本左内(日中バイリンガル詩吟 第48作)
《與適塾諸友游櫻社 其二》橋本左内(中日雙語吟誦第48作)
1850~51年、橋本左内は17、18歳で適塾(大阪大学の前身)に学んでいた時の作だろう。現在も大阪の八重桜の名所として有名な造幣局本局構内の桜の通り抜け(幅約560メートル)あたりに遊んだのだろうか。桜宮神社付近の造幣局から桜宮大橋までの一帯、現在は桜之宮公園にも移植されたらしい。『橋本景岳全集』下では、「詩」の字が不明となっていたが、間違いないと思われる。
1850~51年,橋本左內17、18歲在適塾(大阪大學的前身)學習的時候的作品吧。 現在也作為大阪的八重櫻的名勝有名的造幣局本局內的櫻花的穿過(寬約560米)附近玩了吧。 從櫻宮神社附近的造幣局到櫻宮大橋一帶,現在好像也移植到了櫻之宮公園。 在《橋本景嶽全集》下,“詩”字不明,但我認為沒錯。
七言絶句、仄起東韻(風、紅、中)
樱社花开媚暖风,斜阳映射万株红。
平仄平平仄仄平,平平仄仄仄平平。
三间茅屋一瓢酒,左右吟诗老此中。
平平平入入平仄,仄仄平平仄仄平。
其の一の七絶は、岩波書店の坂田新注『江戸漢詩選 第四巻「志士」』に収められている。