日中バイリンガル詩吟 第7作『楓橋夜泊』張継
中日雙語吟誦《楓橋夜泊》魏嘉瓚老師傳調
シリーズ7作目となりました。このシリーズは、中国語吟誦に加え、その旋律で日本語訓読も歌うという試みです。編曲を工夫した伴奏もつけています。
系列第7部。這個系列除了中文的吟誦外,還嘗試用那個旋律來唱日語訓讀。也有在編曲上下功夫的伴奏。
私のWeiboに載せた同シリーズに関心を示してくださった控方兄さんのWeiboで聴くことができた魏嘉瓉先生伝調による『楓橋夜泊』の旋律を使わせていただきました。『楓橋夜泊』は高校漢文教科書の定番でもありますが、一昔前日本人の寒山寺ツアーが盛んに行われ、拓本掛け軸がおみやげとして日本国内にも行き渡ったことで、たくさんの方々がよく知っている漢詩の一つです。
對我的Weibo上登載的該系列作品表示關心的控方兄的Weibo上,我聽了魏嘉晟老師傳調的《楓橋夜夜》的旋律。 《楓橋夜泊》是高中古典課本中的經典之作,但以前,日本人的寒山寺之旅盛行起來,拓本掛軸作為特產遠渡日本國內,是許多人都熟知的漢詩之一。
数年前にも蘇州を訪ねることがあり、整備された寒山寺や楓橋を実際に見ることができました。蘇州は、旧城内など古い地区も保存されていますが、日本企業もたくさん進出して、地下鉄も張り巡らされ高層ビルの建ち並ぶオフィス街も発達しています。
幾年前我也去過蘇州,親眼看到了修整好的寒山寺和楓橋。蘇州還保存著舊城內等古老地區,日本企業也大量進駐,地鐵發達的高層建築鱗次櫛比的辦公街也十分發達。
また、現在の仕事で交流のある永平寺の役寮老師の方々と漢詩に話題が及ぶことがあり、自分も作詩の勉強を始めたことで、吟誦への理解にも進展がありました。中国の吟誦教育に、音韻を重視して歌う考え方があることを知りました。小学校特級教師で吟誦教育に取り組む陳琴老師や中華吟誦の採集、整理、研究を行っている徐健順教授のわかりやすい説明にネット上ではありますが、接することができました。
工作上,和永平寺的役寮老師們聊起了格律詩,自己也開始學習作詩,對吟誦的理解也有了進展。我知道在中國的吟誦教育中,有一種應該重視音韻來吟誦的看法。通過致力於吟誦教育的小學特級教師陳琴老師和進行中國吟誦採集、整理、研究的徐健順教授的通俗易懂的說明,我有了很大的理解。
今回は、依字行腔はできていないかもしれません。平長、仄短、入声促、韻字拖音については、字幕で色分けをしてみました。北京語に入声はありませんが、気持ち詰めた音にしてみました。
這次,依字行腔可能還沒有完成。關於平長、仄短、入聲促、韻字拖音,用字幕試著進行了顏色區分。雖然北京話裡沒有入聲,但是試著用了緊湊的聲音。
詞 :張継
曲 :魏嘉瓉 伝調
吟誦杉本紀幸
詞 :張繼
曲 :魏嘉瓉傳調
吟誦:杉本紀幸
画像は、次の各サイトのものを利用させていただきました。
「蘇州寒山寺」http://www.hanshansi.org/
「中国国家地理網」http://www.dili360.com/nh/article/p53c5e462925b158.htm
「蘇州姑蘇発布」https://weibo.com/gusufabuio?sudaref=www.baidu.com&is_hot=1
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“中國國家地理網”
http://www.dili360.com/nh/article/p53c5e462925b158.htm
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